母へのトートバッグ

実家の母が、シンプルなトートバッグが欲しいと。
革は厚めのくたっとした、ナチュラル感が強いほうが良いかと、たまーに出掛ける浅草橋駅近いショップ店頭で見繕った端切れ。
女性向けにちょうど良さそうな、少し変わった裏処理がされたコンビ鞣しの牛革と思しき、オイルを良く吸いそうな良い感じのものが手に入った。

大き過ぎず、小さ過ぎず、そしてハンドルは肩掛けできる長さとオーダーが細かい。ベルト素材がギリギリ取れなかったので裏革の一部はヌメ革を奢って、口も隠しマグネットだけというシンプルさ。底マチは2本針の本縫い、他は手作りの波打ち感が出るように一本針の普通縫い。

ニートフットオイルを軽く染み込ませ、ラナパーを擦り込み、オイルワックスで仕上げ。