名義変更
愛車A3は車両価格部分据置き+特別低金利という、最近良く目にする月々の支払い負担がとても少ないローンで購入した。そのローンも、残債一括も終わり、ローン会社に勝手に設定された所有権を解除すべく、名義変更(正しくは移転登録)を自分でやってみた。
代書屋も使わずに、書類をすべて運輸支局と陸運振興財団で整え、1日(実際は往復移動含めて2時間程度)で終わらせる算段。
まずは、区役所で印鑑証明を2通(@200円×2)。1通は現所有者用で1通は運輸支局提出用。手続き場所は清河寺の少し先。17号の上尾道路が部分開通したので、大宮BP宮原JCからすぐ近くになった。
この陸運振興財団、要は登録や車検の一部業務を日本中の運輸支局にへばりついてやっているのだろうが、所有者に代行して所有者側の書類をその場で揃えてくれるのは上手くできていると言うか、なにやら胡散臭いというか。それ故にこの3年間は所有者は名古屋の信販関連会社だったが、所有者から解除案内のDMを受ける以外、何もコンタクトせずに移転登録が出来る。
それでも、数枚の書類に必要事項を記入しなければならないのだが、次に驚いたのは自分のように不慣れな一般人(場内は殆ど車屋、修理屋関係と思しき方ばかりで、キョロキョロしているのが少数派の一般人とすぐにわかる)に対して、書類受領担当者がとても親切で、不足あっても嫌な顔ひとつせずにチョチョッと追記してくれる。私の大嫌いな交通安全協会と段違いに良い。
最初に必要書類を揃えチェックしてもらうと運輸支局で移転登録を申請するのに必要な書類(用紙2枚で20円、印紙@500円)も「自分で書きますか?」と聞いてくれて、代書を促すこともせず好感持てる。
その書類の一枚を仕上げ、さらにチェックしてもらってから、別棟の支局に移り、マークシートの書き方を尋ねると、ここでも親切に説明してくれて、書き方マニュアルが綴られたファイルを一冊貸し出し、それに倣って全書類をチェックできるようになっている。数分掛けて確認しマークシート用紙への記入も終え、いざ受付窓口に提出。ここでも非常に親切で嫌味が無い。
どうやら書類は問題なかったらしくすぐに受理され、隣の窓口で車検証の発行を待つだけ。郵便局よりも遥かに早く処理され、やがて受領。最後に先の振興財団に戻り車検証のチェックを受けて終了。
というわけで、運輸支局やその周辺団体である振興財団はいずれも親切丁寧なので、車両関係の手続きは自分でも出来るということを体験。
それにしても、あのような紙や印鑑ベースの旧態依然の煩雑な手続きが、日本中でほぼ毎日行われているかと思うと、やっぱ役所は自分の仕事を作る為に仕事をしているのだなぁと、あらためて一般サラリーマンは嘆いてしまうのだ。一般企業だったら、遠の昔に潰れてるだろう。自動車先進諸外国はどうやっているのだろう。
これまでも車を現金で購入したことは、一度も無いのだが、移転登録(名義変更)を自身でやったのは今回が初めて。何事も経験だ。
「04:男のガレージ」カテゴリの記事
- A3 7回目車検(2022.05.31)
- トレッキングシューズ2足更新(2021.09.23)
- 電卓更新。次があっても関数電卓要るかな?(2021.06.15)
- シューズ更新(2020.10.22)
- KG486再び(2020.07.19)
Comments