新年初リペア2件
我家でリペアマンとなって久しいが、正月そうそうのリペアはあまり記憶が無い。
1件目
少し前から調子が悪くなっていたブラウン管テレビのリモコン。テレビはどこも壊れていないが、買い替えも遠くなさそうなご時世もあって放って置いたが、ON/OFFが異様に鈍くなったのでいつものようにダメモト(=当然ながらビデオのリモコンでも操作可能)で解体。
実はこのリモコン。解体がとても難しい。
電池蓋の中に小さなビスがひとつあるだけで、他に隠しネジはなさそうだが押しても引いても捻ってもケースが分割できない。普通ならこれ以上はヤバイというところまでこじっても開かない。
開いてみれば、中々上手に設計されているなあという程度。工夫もひねりも無く、ただただ爪がきちっとしていて一度嵌めこんでしまえば外れにくいだけ。
これを参考にされる方へ。写真で爪の位置と形状が分割の参考になると思います。
案の定、反応の悪い基板上の接点が汚れていて、それをきれいにしたら...直りました。分解時に入ってしまった微小なヒビ割れと欠損(右上隅)を、裏からエポキシで補修して、その他の汚れも清掃し元通りに戻して終了。
2件目
SILCA(男は昔からシリカって読むが、どうやらシルカが正しい?)のフロアポンプ。
年末に皮パッキンを交換して、さらに調子良くなったがその調子の割りにハンドルがみすぼらしく思えた。住処が玄関先のポーチなので長年の光線や時に風雨にも晒されたであろうから仕方ない。丈夫そうな木製なのでラッカーを一旦剥がし、色をちょちょっと塗れば...と思って早速作業開始。
比較的簡単に作業は進行し、クリアニスの出番。
ちょっと簡単すぎたので、SILCAのロゴとSince1917を描いてあげた。1917年創業が少し気になってそして気に入って。それは男が最初に勤めた会社の創業と同じだったから。そこで覚え習った多くのことが今でも男の大切な財産になっている。リペアに興味があるのも原点はそのあたり。
大正6年、それぞれを起業した創始者は2010年の今をどれだけ予想することが出来ただろう。
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