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2009.06.06

復活の証、ペンF 38mm F/1.8

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旧17号(西友前)から与野駅方面を臨む


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さいたま芸術劇場から新都心方面を臨む


実家で死蔵機となっていたペンF復活を遂げ、ようやく一本目の試写を現像してみた。
他人に見せるような出来には程遠いが、何か独特の雰囲気がある。夕方の光線でY2フィルターでコントラストが強くなったせいかも知れない。レンズがダメなのか修理がダメなのか、切れ味シャープなカットは1-2枚というトホホな結果。

いつものコイデカメラにX-500のカラーフィルムと同時現像CD焼きを依頼したが、やはり白黒はラボ(今回は大田区のアート・ラボ)に集荷され手焼きとのこと。現像も一本520円でカラーより割高。


ファインダーが暗く、ミラーの反射率も低く、フォーカシングスクリーンも旧型で、視力の衰えた身にはかなりきついカメラと言わざるを得ない。専用露出計も針は動くようになったがAE機と持ち替えて撮影すると、参考程度の値しか示さないことが良くわかる。TTLの技術や製品が無かった頃はこれでも高価な写真を失敗を少なく最適値近傍で撮るための画期的なものだったに違いない。メーターを覗き絞りを合わせてファインダーを覗き構図、ピント...とかなり煩わしく、露出値は結果的に勘と大差は無い。これなら絞りをプラスマイナス1程度振って数枚撮った方がストレス少なくピントや構図に集中できる。


こうやって書いていて、一番大事な事を忘れかけていたことに気付く。
撮影が出来る状態になったことに、価値を感じなければいけない。約45年前のファインダーやプリズム、レンズやフィルターを通して見て、撮影された現在の風景なのだから。

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08:カメラ」カテゴリの記事

Comments

独特の柔らかさと粒子感がありますね。いい感じの味が出てるように見えます。

正直、柔らかさとか粒子感とか自分ではまだ良くわかっていません。
そもそもモノクロ写真ってそれほど撮ったことありません。

最近見かける白黒写真は昔の単なるスナップでなはく、どこにでもある見過ごしてしまうような風景を一瞬止めて切り出したような、実に上手いと思える写真ばかりが多いような気がします。自分もそういった写真が撮りたいと思うのですが難しいです。

はじめまして。
偶然に、わたしも最近修理したペンFで久しぶりの撮影をして、現像を見ていたところです。
わたしは業者に修理をお願いしましたが、4月にフィルムを入れて撮り終えたのが先日。ハーフ判は撮りきるの、やはりたいへんですね。
「約45年前のファインダーやプリズム、レンズやフィルターを通して見て、撮影された現在の風景」
この言葉、けっこうズッシリきました。
写真も文章もたいへん御上手で、気持ちが良くなりました。

やかんさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。私もつまるところ丸いものが好きなのかも知れません。

ペンFを修理することになってヤフオクなど覗いてきたのですが、ペンF系は少々加熱気味です。ブームなのかどうか分りませんが、もう少し静かになるまで今の仕様でのんびり撮っていきたいと思います。

2本目はモノクロかカラーかを迷っています。でも36EXのカラーなど入れたらきっと半年じゃ出てきません。

写真も文章も自信無く、お褒めいただくとこそばゆいです。これからもペンFなどの情報ございましたら、よろしくお願いします。

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