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2009.03.08

脳梗塞

一昨年の年末、脳梗塞で倒れた義父。
その後、義兄義姉の献身的な介護もあって見違えるように元気になったり、ちょっとしたことで経過が思わしくなかったり、病院での入院治療、病院のリハビリ棟入院治療からケアハウス、グループホームへとゆっくりしたペースながら、胃瘻(いろう)から経口食と、歩行器から車椅子と、自立を促進できるその時点で最善と思われる施設に移動し経過を見守ってきたが、残念ながら発症後一度も家に帰れていない。

最近も一時体調を悪くして入院治療に逆戻りして、一旦は回復しケアハウスからやり直しはじめた矢先、意識障害を起こしてしまい急遽病院に逆戻り。

血中Naが極端に低下し、点滴を続けているが回復が思わしくない。今は酸素呼吸器も付けっぱなしの状態。見舞いに行くと目は開けるし瞳は物を追いかけるような動きだが、声を出さないばかりか、表情にほとんど変化が無い。CT検査では肺の下方に水が溜まっていることから、以前に比べあらたな悪化傾向にあることがわかった。年齢の割には心臓系がしっかりしているらしく血圧等は安定しているそうだが、今後は呼吸系からくる急変が心配な状態になってしまった。

正直なところ家族も親戚も、今回は少し難しいかなと思いはじめている。かといって決して諦めたわけでも無いが。
主治医からも今後急変する可能性と、その際の採るべき処置(延命処置の可否)について確認を求められ義兄は兄弟(義父の子達)に相談しつつ、延命処置は採らないで欲しい旨、伝えたとのこと。
義父も現在の医療技術があって発症後から一年以上を経過しても死には至らず済んでいるが、昔ならどこかの時点で絶命していた可能性もある。

皆回復を願ってここまできたが、尊厳死とか終末期医療のありかたなど簡単には割り切れないものを家族皆で感じ始めている。

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