ペンFの修理記録 前編
記録に残したものを中心に、修理中に気付いたことなど。
カメラの修理についてはまったくのド素人なので解釈やコメントに間違い多々あるかと思います。
親父に持参してもらった時の主な症状
1)シャッターレリーズボタンが下がったまま
2)巻上げレバー動かず
3)ファインダー内ごみ多し
4)ミラーキズ多くやや曇り、レンズ後玉拭きキズ多し、前玉裏に糸状のカビ少々
5)ペンメーター動かず
6)フラッシュ・シュー外れず
普通この状態なら諦めますねきっと。一体親父様はどうしようとしていたのでしょうこのカメラ。まったく不謹慎ですが親父が死んでしまったら色々なガラクタがどっさり出てきて息子の私は難儀することでしょう。
3以降の症状は仕方ないにしても、1と2は原因を知りたくなるのが工学を目指した普通の男の子の真理。素人なりに底蓋や上蓋開けていじっていると、ミラー駆動ユニットに問題がありそうなことがわかり、ここから手を付けた。
ミラー駆動ユニットはレンズの付くユニットの下部にこんな感じに付いてます。黄銅色のギヤが本体のシャッターユニットにあるギヤと噛合って連動します。さて位置を記録しないでバラしてしまい、仮に直せたとしても正しい噛合い状態にまで戻せるかどうか不安なまま作業は進む。この写真ではギヤに仕込まれている巻きバネと、その捻り力を伝える板は外してます。
左上に小さなセットスクリューがあり、そのスクリューは裏蓋から調整出来るような構造になっています。この時点では何の調整かまったくわからず、ここで調整できるユニットはバラさず触らずに作業を続ける。
ユニットを外して裏から見たところ。先程の調整部品は左下の鉄っぽい部品を黒い基板と動かすようになっている。どうやら左の鍵状の部品の位置を調整する目的の様子…
(続く ...かな、こんなペースで)
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