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2008.05.30

24年前の一眼レフ

Dsc06805


とあるblogに刺激されて、ごそごそと取り出してみた。
さて、またフィルムでも入れてみようか。モノクロなら暗室無くても家庭で手軽に現像できる「ダークレス」なる簡易キットなるものもあるらしいし、数十年振りの現像も何かワクワクしそう。暗室で酢酸の匂いを思い出せるのはどの世代までだろう。理系卒論には必須のツールであって、そのお陰もあって入社後も立派なマニュアル機を使うことが出来て、流石は理系などと文系出身者にもてはやされた。

佑介が生まれた1984年の7月15日に、当時ユニーのテナントにあった(筈の)カメラのきむら橋本店で購入したX-500とNewMD35-70レンズとストロボ280PX。当時Nikonは高嶺の花、CanonもOlympusもPentaxも手が出せなかった。実家にはPEN-Fがあったが、大きくなるまでは触らせてもらえなかった。

彼が生まれたのは3月だから、毎月末には金が不足するという厳しい家計だったが待望のボが出て、それでも子供のためと説得してやっと購入が許されたものだったと思う。
それ以降、彼そして弟達の成長記録を主に撮り続け、小学校になると運動会のためにと70-210mm(但しこのときも予算の都合でTAMRON製、それは最近になって修理不能の故障に)の中望遠も買い足した。

やがて市場にはデジカメが登場し、その便利さから何年もお役御免となっていた。近年、宏太がカメラに興味を示し、マニュアル入門機としての役目で復活しつつあったが、幾らもしないうちに私の友人から一眼デジカメを譲ってもらい、2度目のまたお役御免に。

マニュアルだけが残っていて思い出したが、我家にはX-500の前に、女房と共に嫁入り道具のようにやってきたハイマチックAF2があった。ミノルタロゴが新しい方なのでそちらは1981年ごろの製品ではなかろうか。これは何処へ行ってしまったのだろう、もしかしたら最初のデジカメ(2000年頃、KODACの2.1M)を購入する際の下取りで?当時はそんな販促サービスもあったような気がする。

いまさら35-70、1本で銀塩カメラ?MDレンズ群は今でもヤフオクにはありそうだし、でもフィルムスキャナは無いし...とどのつまり、すぐ飽きて仕舞い込むのがオチか。

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Comments

レンズはキヤノンよりもさらにお安いのでは? フィルムは現像時にスキャンでいいので楽なのでは?、、、と人を誘いながらも、私もいつまで続くかまったく分からないのですが…。

MDレンズ群の中古、安そうです。もっと高ければフラフラしないで済みんですが。
ただ、ブランド力が弱かったせいもあって、程度良い玉も少なそうな感じです。根強いファンは放出せず収集しているんでしょうね。

レコードとレンズの中古はどちらも玉石混合という感じです。この手のものの蒐集でわかってきたのですが、
(1)オークションの場合、満足できる美品だけに手を出す。気長に待つ。
(2)信頼できる中古店で現物をチェックして買うのがベター。レコードはほぼ同価格(代わりに最近は試聴できない)、レンズは5割増しぐらいだけど、比較的当たりが多い。
という感じです。まず、中古に手を出される前に今のレンズで撮ることをお薦めします(って私自身はそこまで慎重ではなく、ばくばく買っているのですが…)。

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