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2008.01.11

自分も斎藤さん

昨夜のこと
本社で会議のあと、仕事仲間達と軽めの新年会。

ディルーカで土曜のチーズを買い、京浜東北に飛び乗る。
暫くはウトウトしていたのだろう王子を過ぎ席も疎らになった頃、隣に喋り声のでかい親父(少なくとも私より年上)聞きたくない会話もきこえてしまう。

様子からその隣の同僚と会社、そして呑み屋での話題を引続きしてるようなので、独り言では無さそうだから普通の人。風体からも聞きたくない話の内容からも、結構責任ある立場らしい。

が、やがて携帯を取り出して、不慣れな手つきで電話掛け始めた。
まわりでは睨め付けるような目の(なぜか)女性数名の、明らかに嫌悪を伝えようとしている気配ありあり。
また聞きたくないのだが、どーでも良い内容の電話。部下か同僚の家に電話して、本人が居ないのか電話に出た奥様らしき方に「誰々君の奥さんは綺麗で有名だから、会ってない奴らが会いたがっていますよ」で切った。

声もうるさいので、ここで何故か自分が代表になって斎藤さんを。

「(静かに)車内で電話やめたらどうですか、迷惑ですよ」
「(普通に)そりゃ、すんません」
「(穏やかに)別に私に謝られても」
「(嫌悪感でかめの声で)だから、すんませんといってるでしょ。誰に謝れば良いと」
「(うるさそうに、でもキッチリした目で)…迷惑そうにしていた、周りの人たちにされたらどうですか」
「…」

すぐに何事もなかったように、連れの方との話を続けていたが、明らかにこちらを警戒しているようだし、連れの方もばつが悪そう。
川口あたりで連れの方は降り、その親父は自分の降車駅でもまだ黙って座っていたが、こちらは完全無視して駅に降りた。

正直なところ、いちゃもんは付けられなかったのでホッとした。
その風体に似ず、柄の悪い親父だったらとという心配もあったが、この日は何故か怖くなかった。
身の回りに居る多くの斎藤さんに習って、言うべき時は言うようにありたいが、対象となる奴の外観から注意出来ないことのほうが多い。

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Comments

ムヒーって感じですね。逆切れされて、なんかあっても困りますが。。。

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