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2006.11.08

自転車を運ぶということ

輪行(自転車を荷物として持って、電車やバスなど公共機関を利用して旅すること)の電車運賃が私鉄、JRを含めて無くなって久しいが、自転車を一般の荷物として宅配便などで輸送するのはまだまだ困難が多いことを改めて知らされた。

このニッチなニーズに目を付けて、誰か新手の商売でも始めて欲しいものだ。例えば自転車屋さんで廃棄されるあの「ママチャリダンボールに梱包すること」などルールさえ決めれば、軽いし、ほぼ定形で積載し易いだろうし、場合によっては比較的高価な輸送保険も商売になるかも…

Dcp_0589この写真は2001年11月、初めてのTD沖縄に参加しオクマで開梱した時のカット。
この時はとにかく自転車輸送の勝手がわからず、何から何までサイクルハウス石田さんのお世話になって、梱包術を習って、実践して、ANAスカイポーターで発送してもらった。
サドル、バー、前輪、ペダル、前ブレーキキャリパー外して、フォークをステムごと反転してこんな風にママチャリの箱に梱包していた。バイクはCASATI LASER2000だ。
2002年は師匠から下がり受けたLOOK171を2001の経験を忠実に、自宅で自力でやったと思うが、写真が見当たらない。近所の自転車屋さんから箱を貰うのが難しかった。

翌2003年からはLOOK486。
レースはほぼ終日土砂降りだった。ゴール地点で受け取った箱は無残にもブルーシートの上で水溜りに浸かってしまい、ダンボールがぶよぶよ。
ガムテープでそこらじゅう補修して凌いだが復路の輸送が心配だった。

恐らく梱包の術は何も変化が無かったのだろう、写真は2004年もこれこれしか無い。
確か外周の結束に、PPバンドを使い始めたのは2004かも知れない。これでガムテープを同梱しなくても済むようにしたんだ。PPバンドはお薦めのアイテム。開梱時に切らなければ再使用も可能。
残念ながら2004年は完走ならず、源河まででDNF。これが4度目の80km挑戦の最後となった。


Dsc00685Dsc006862005年は箱を電動アシストママチャリのにしてみた。
普通のより一回り大きくて、左ペダルとサドル、前輪のみ外し、ステムを緩めて、バークランプを緩めてしゃくっておしまい。後ろスタンド付きで梱包可能。これは早い。

この年は相方を連れて行き、後半はのんびり目に観光した年でもある。

で、2006年の今年。
ANAのスカイポーターが春で終了していて、直前まで泡を食わされた。もちろん容積基準、90kg換算で発送は出来るがその料金が自分のチケット代より高いのでは…

明後日、本当に現地ホテルに到着するかどうか不安一杯の裏技。

箱は出来るだけ控えめに普通のママチャリ箱。重量も15kg未満(ヘルスメータで計ったら本当は少し越えていた!)さて、今のところ何も連絡無いので明日あたりの飛行機には乗ると思うのだが。


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Comments

大浜です。

スカイポーターの件はホント参りましたね、想定外でした。
僕も何とか本日発送しまして、無事に着く事を祈るばかりです。
写真見ていたら、04年の送り方に似ているかな。(PPバンドではなく、ビニール紐のレコード巻きでそくりましたが。)

前フリのあった、今年の送り方のup楽しみにしています。

梱包にもいろんな苦労があるんですね。僕はあちこち緩めたりするのは自信がないので今年も飛行機持込です。自宅から野方のリムジンバス乗り場までMKタクシーエスティマの予約ができたのが今年の進歩かも。

ちょっと驚きです。
緩めるだけでもダメですか。でも下手に中途半端より、かえって良いかも知れませんね。

コミナトさんって、○下さんよりは機械好きに見えたのですけど。

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