周南市
男が青春を過ごした桐生市の今も決して例外ではないが、周南市(旧徳山市)の夜も全く活気がない。
少なくとも数年前とは大違いだ。歓楽街と言われたエリアでも、商店街は人気(ひとけ)もなく、テナント空きも多い。場末の末期を印象付ける誰もいなそうなキャバクラが数件軒を連ねているが、裏口は同じだったりして。
通りですれ違った少しだけケバイ姉さんが入る先もそこでした。あらまぁ、彼女たちが従業員ですかい。呼び込みの兄さんも消化試合っぽく見える。
冒頭の桐生市。何と男の出身村と、飛び地の合併が本決まりになったようだ。飛び地でも合併が出来るのには驚きだ。
この日はきっと豪華(そして高価)な夕食をホテルに予約しておかなかったので、チェックイン後自前で探す。友人に紹介を求めたが、帰ってきたのはWebでの検索結果(でも、ありがたいです)。
ご推薦いただいたのはこのサイト。折角だから症候群で、ここは最後の手段として☑し、同じページから検索したここを第一候補に決定し、寂しい町に繰り出す。港側から繁華街へは駅下の地下道を行くが、通行人が誰もいない長い地下道は怖い。
しかーし、このイタ飯屋は簡単には見つからず、結局諦める(町に、も少し活気があれば、誰かに聞けば良かったのだけれど、どう見ても閉店していてもおかしくない景色だったのと、まったく暇そうなキャバクラの兄さんに聞くのは、憚りました。本当はメモッた地図が間違ってただけみたい)。
すかさず本命の、友人もまだ見ぬお薦め中華に。
そこはたぶんすぐに見つけられた。流石はWeb に載ってるだけのことはある。しかし思い描いていた勝手な印象とはずいぶん違うので、近くに寄ってみるが、屋号は合っているので入ってみる。外見や内装は兎も角、ネットで自慢と書かれていた「棒々鶏650円」と「餃子430円」を「スーパードライ530円」と頼む。
「棒々鶏」はソースが命で、鶏が良ければ尚良い。が、クックドゥーの方が絶対美味い。鶏はどう見てもブロイラーのぼそぼそ、ふかふか。
「餃子」は焼きが命で具が良ければ尚良い。が、焼きはいま3、具もいま2で大外れ。そもそも、胡麻油にこだわった店の筈なのに、ラー油も極普通で、小皿には和からしが添えられている。
この写真で男がすごく嫌いなことがある。水のグラスとビールのグラスが同じ、これは許せないのだ。小ライスを注文し、さっさと食べ「ご馳走様、領収証下さい」と妙な行動で〆てホテルに戻る。インターネットの情報はあてに出来ないものも多いが、ここまで外したのは初めて(決して紹介いただいた知人を攻めている訳ではありませんので、皆さんの教訓に敢えての紹介です)。店主も女将さんもインターネットには無縁な様子だから、これもネット広告代理店による詐欺の一種ではないかと。
明朝は早いので、コンビニで簡単な朝食と、今夜のもう一杯を買い、ここでも「領収証下さい」で早めにホテルに戻る。今夜は早く寝よっ。
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Comments
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出張先で高級中華というのも、確かにこまりものかも。申し訳なしなし。
でも、写真楽しみ(笑)。
Posted by: 酢豚好物ローラー | 2005.02.08 10:48 PM