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2005.01.09

練習日記:39×18

2005の初練は、1/8の室内固定ーローラーを45分。今年はウィークデーに1回は時間を見つけてローラーに乗ろうと思う。
初外乗りは、翌1/9の麺喰いラン。同行予定者の都合がつかず、麺喰い(隊)から麺喰いソロになったが、新しい発見もあった。タイトルの39×18は知人のHPタイトルだが、なるほど良いギヤ比(自転車に詳しくないかたは、続きを読む・・・へ)である。
このギヤだと、クランク90回転で、速度は約25km/h。軽いギヤなので発進も登坂も向かい風も、ギヤチェンジが殆どいらない。さらに草レースの常用域(私の場合)である回転数を維持できることを再発見した。

今日の麺屋は蕎麦もうどんも自家手打ちの比企郡小川町「甚五郎」。
店の佇まいはこんな感じで、店内はかなり広い。選んだ麺は山菜うどん。麺は「つるしこ系」でとても美味しかったが、豊富な山菜の塩辛さの分だけ、つゆが辛く少し残念。

自転車(競技)にあまり詳しく無い方の読者が増えているようですので、ここ「練習日記」では競技としてのロードを知ってもらうため、きるだけ用語解説を「続き」に掲載します。

39×18は前ギヤ(正確にはスプロケット)の歯数が39枚で、後ろギヤ(同)が18枚を意味します。従ってクランクを1回転すると後輪が2.167回転するギヤ比です。
最近のロード車は20段変速まで進化してます。前は53か52の2段が普通で、後ろは11-25までの10段から選択するのが一般的ですが、多くの場合10枚セットでの交換となります。

私は強くないので、13-26か12-23をコースによって使い分けます。何れの10段セットにも18枚のギヤが含まれています。たとえば、13,14,15,16,17,18,19,21,23,26とか、12,13,14,15,16,17,18,19,21,23という歯数がセットされています。強い選手はトップ11-21という、とても格好の良いギヤセットを使用します。これは11から19枚まで1枚ずつ増え、最後の段だけ1枚飛んで21枚になり、超クロスレシオ(ギヤ比が非常に接近していること)で、見た目も綺麗です。
大きいほうのギヤは奇数の2枚とびというのが、伝統的な歯数なので18枚のギヤは昔はあまり含まれていませんでした。

なぜ、奇数枚のギヤが自転車には適しているか?・・・これはまた別の機会に。

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Comments

非常に勉強になりますです。
この「18」という数字。なかなかに曖昧で
謎めいており、かつ甘美なギア数だと
感じておりますです。

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