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2004.04.24

世界の中心で、愛をさけぶ 片山恭一

結構売れいた本らしい。初版は2001年らしいが我家のは第20刷。

電車で読むときは涙を流さないようにと、女房に言われていた。本を読んで泣いて何が悪いとも突っ張るが、男は本で涙することが多いのを知っての意地悪だろう。

期待に反し、ぐっと堪えたのは中程の1ページ分だけだった。少し心配ながらも読み進んだが、単にお涙頂戴でない、そういう点が評価できる。人の死について考えるというのは非常に難しいし、自分でも一番わからないというか、深く思考できないので苦手な分野だ。少し宗教めいた部分も無くは無いが、一気に読める、後味も良いほうの作品だった。

「あからさま」の用法がもともとは違う意味であるというのも初めて知らされた。「ありのまま」のような意で多用されるのは近世以降らしく、これは「明らさま」から生じたものらしい。

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