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2004.01.29

モンテーニュ

読売新聞、1月28日朝刊編集手帳から。

「記憶力に自信のない者は嘘(うそ)つきになろうとしてはならぬ」と述べたのはモンテーニュである(随想録)。中略
「財産の貧乏は治せても、精神の貧乏は治せない」と、モンテーニュは述べている。精神の貧乏はしたくないものである。

少しはっとして、何度か噛みしめ、読み返した。

モンテーニュ。名前は確か高校の倫理の授業か何かで聞いたことがある。男の通った高校は当時は硬派の進学(男子)校。倫理社会は3年間通して担任でお世話になった恩師の授業。確か期末試験が赤点でレポート提出で何とか許して貰った記憶がある。だからこの名前の記憶も怪しいものだ。

ちょっと調べたら、と言っても最近はキーボードを叩けば、ものの数分で色々な情報が得られる。まったく便利になったものだ。
「モラリスト」や、この引用された「随想録」がモンテーニュを語るには切っても切れない KEY WORD であることを初めて知った。

「私は何を知っているのであろうか」
「個人の場合でも公の場合でも,もっとも間違った意見を生み出しているもとは,自分が自分について抱くところのもっともよすぎる意見であるであるように思われる。」
「私は自分を平凡な人間だと思っている。ただそう思っていることだけだけが,人とちがうところである。私はもっとも低級で平凡な欠点をもっているが,私はそれを隠しもしなければ申し訳もしない。私はただ自分の価値を知っていることだけを,自分の値打ちだと思っている」

16世紀に書かれた「随想録」。今日でも多くの示唆を与え続け,社会のなかで,人間の判断基準として生きている・・・・・気がする。

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