教習所
息子が教習所に通い始めた。
取り敢えず、本人の事前の心配をよそに車は動き始めたらしい。
男の時代には考えられないことだ。
言われてみれば今の世の中、車は単なる道具と化し、男が「車」というものに、ときめき、どんな車種や名前があり、どうすれば自在に動かせるのか、なぜ周りの大人達は誰でも、いとも簡単に操るのか、小さい頃からずっと自分の番が廻ってくるその日を待っていた、などというのとは全然違ってるのだろう。
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息子が教習所に通い始めた。
取り敢えず、本人の事前の心配をよそに車は動き始めたらしい。
男の時代には考えられないことだ。
言われてみれば今の世の中、車は単なる道具と化し、男が「車」というものに、ときめき、どんな車種や名前があり、どうすれば自在に動かせるのか、なぜ周りの大人達は誰でも、いとも簡単に操るのか、小さい頃からずっと自分の番が廻ってくるその日を待っていた、などというのとは全然違ってるのだろう。
1月14日、
いつのまにか過ぎていた。
HP公開、1周年記念日だった。別にどーってことないことだが、日記に残すには悪くないきっかけだったが、どーってことない日だったのだろう、きっと。
出勤時間を早めたら着座率が極端に下がった。
男は何日かの試行錯誤の結果、南浦和で始発に乗り換えるパターンを見つけ、定着させつつある。
ゆっくり座って、うとうとしながら行けば、頭もすっきりし、すーっと仕事が始められる。でもドアtoドアで1時間30分は遠いなぁ。
重い言葉だ。
言ったのは、(好きでないほうの)N監督?それとももっと前の誰か?
男は、今日は宣言どおり、ほぼ定時帰宅を励行し「ローラーマン」モードに突入しいつものコミュータに乗り込む。駅までの階段で僅かな筋肉痛がこれから先の計画を快く迎えてくれ、嬉しい。
男は、最寄の駅を降り家へ向かう途中、様子が少し違ってるのに気付いていた。「やけに風が冷たい」じゃないか。いや「痛い」に近い。この体感温度は今冬一番では?
結局、男は今「かめつぼ仕込み木桶蒸留」さつま無双の芋焼酎をお湯割りで飲んでくつろいでいる。
気合の無い奴に、宣言など不要!
何のための定時帰宅だ!自分の弱さに腹が立つ。が、こんな自分も人間らしくて嫌いではない(自慰的だ)。
男は究極の手段を思いだした(目の前のテレビが....)。
そうだ、催眠術だ。レース前に催眠術を掛けてくれれば、最大限の潜在能力を発揮させてくれる筈だ。レースで自分の能力の限界を見せてくれるなら本当に「掛けて欲しい」。
男は「催眠術」を絶対信じていないのだが、誰か掛けてくれて、その様子をビデオで見れるなら、本当にやって欲しい。
男は.....
朝7:00に出掛け、終日今後大切になるらしいトレーナ向けトレーニングを全編(英語で)受け、明日のマテリアルを(英語で)作成し、先程帰宅し、少々の晩酌とさらに少々の肴で今日を終えた。この時間では食事は出来ない。
気晴らしに日本語で喋りまくりたいが連れ合い以外は、もう寝てるようだ。
こう書いてはいるが、男は英語は苦手だ。ずっと、もう何年も.....
明日も7:00には出ないと.....3日間トレーニングの最終日に間に合わない。
男は去年のレース結果に全然満足していない。
練習内容が悪かった、自分に甘かった、加齢に負け始めた、成果が出ない肯定要素には事欠かない。
毎週、水曜日は定時帰宅を励行し「ローラーマン」になろうと決めた。もちろん会社的地位や責任もあるので出来ない事もあろう。が、努めてやることにした。
15分のウォームアップ
15分100ケイデンス(この後、以下のインターバルを5本、回復時HRが得られないときは負荷を下げる)
2分クーリング(70rpm前後でHRを130台まで下げる負荷)
3分100ケイデンス(ソリアレベル、約172bpsの負荷または、メディオレベル、約152bpsの何れかになる負荷で)
5分の完全クーリングでHR=110台までしっかり下げ終了。
これでぴったり1時間。100ケイデンスは徐々に120まで上げる目標。またセット数も調整予定。ローラーは暫くは固定ローラー。やがて3本ローラーに。これで週末ロード練を重ねたらどう変化するだろう?
12月の初めに、愛車のラジエター交換、ブレーキパッド等諸々の修理で約14万掛かった。そのとき修理を先延ばしした部分の具合が近頃宜しくなかった。気になって仕方ないので、また修理のため入院させた。
昨日はその納車日だった。受取に行く前「時々アイドリングが不安定になるので、ついでに見ておくように頼んでおいた」。
点検の結果はおおごとであり、マスターバックの交換、エンジン回転センサーの交換等が必須とのこと。〆て10万超の見積もり。
週末に車を使う予定があるので、今日はここまでの修理代1万8千円を払い一時帰宅をさせ、来週また再入院の予約を入れた。最近何かと物入りな車になったが、高年式車を好きで乗ってるのだから仕方ない。
今日は佑介と教習所めぐり。インターネット検索から近所の最終候補を3校に絞り、パンフレットの入手と入校説明を訊きにMTBで突撃訪問(少しでも練習不足の穴埋めに出来ればと思い、自転車での移動を強制した感が強い)。どの学校も良く似たシステムであり、価格もやや高め安定な30万弱(カルテルか?)を受けたが、3校目にはアットホームな雰囲気で、他より断然安く、施設は全然立派でないが、男が通っていた頃とあまり変らない感じの実績豊富な公認校に巡り合えた。
本人の意向を汲み、親の金銭的な都合もあり、明日の日曜日から少しでも早く開始し、激込みが予想される春休みまでに出来るだけ消化する作戦をとることになった。
はてさて、男のように「規定時間」で卒業できるかどうか?男は「原付」「普通車」「自動二輪」という順で免許を取ったが、一度も規定時間(一発)で合格したことを、今も誇りに思っている。
町乗りのMTBとはロード練に比べこんなにも快適だったかと、あらためて知らされたり、ここ2ヶ月の車の修理代であの「BORA」も買えたかと思うと....
(後記)BORAって何?という疑問が一部の読者にあるようですので写真を付けて説明します。
前後で25万円位のブランニュー。伊のカンパニョーロブランドのカーボンコンプリートホイールのモデル名です。平地系には圧倒的なアドバンテージが約束されている飛び道具です。仲間内で早速自費インプレを開始したエンスーがいます。下の写真は後輪でG3と呼ばれる変則スポーク組みが採用されています。
男は覚悟していた。
合格決定の次は、入学金等の納付である。
決して安いものでは無いが、自分のときもすっかり親に面倒を見て貰ったので、こればかりは仕方ない。
もちろん昔から備えてきた訳であるが、今回は払い出しの手続きに少しトラブってしまった。結局のところ、別口座のやりくりで事なきを得たが、ドタバタしたのは事実。一番青くなっていたのは女房だが、自分も少し焦った。
次は、運転免許である。自分としては、学業に並ぶ必須資格と思っているので、できれば入学式までに取るように薦めた。今はインターネットで情報検索が簡単だ。しかし彼にはそれも少し難しかったらしく、数ある情報から自分に適した情報に辿り着けなかった様子である。検索技能ももっともっと身に付けねばなるまい。次の次はマイPCを与えねばならないのか。
比べてはいけないが、出費の度に自分の「新車」が遠退く感が強い。
という訳で、普通の風邪は全快している。
RAKUWAネック
また一時の流行で、またしてもサッカー選手などから広まっている気がするので、これまで試さなかった。
息子が買ってきて「人体実験」の標本に選ばれた。男に効けば自分もまた買うとのこと。もちろん「効いた」折には代金を彼に払わなければならない。
嘘みたいな話だが「効いている」たぶん、本当に。
そうなら、チタン製のバイクやペダル、ステム、ピラーなど使ってればもっともっと効く?
http://www.phiten.com/
写真は
http://www.phiten.com/images/pageimg/item/item01_10.jpg
その時、男にはまだわだかまりがあった。
「おめでとう」という言葉が素直に出なかった。これには多少自己嫌悪に陥った。
日曜日、合格通知が速達で届いた。ほんの昨日のこと、息子は入学試験に臨んでいた。考えた挙句での「専門学校」であった。ここまで宅浪とは言え、本人がどれだけ悩み、心配したか、改まって確認したことは無いが、ただ何となくではなかった筈なのは確かだろう。
父親としては、やはり4大、出来れば国公立の著名な大学を志望して欲しかった。何故かといわれると「寄らば大樹の....」感も無くは無い。将来の明確な目標が無い自分達の世代ではひとつの絶対的な選択であった筈だ。
しかし、昨今の状況といえばどうだろう。もちろん進学した本人次第であることは今も昔も変わりない。しかし、大就職難であることには間違いない。有名4大卒だけでは就職できない。それでかどうかは知らないが修士課程への進学が多いと聞く。で、修士以降も研究畑に残るかといえばそうでもない。新卒社員は自分を失いかけている輩が多い。
息子は「幼児教育」の道を選んだ。凡そ男の選択肢には無かったものだ。昨年失敗した大学卒業の場合、「学士」であり一種国家試験合格まで付いてくるらしいが、息子は「園長」への可能性も望まなかった。そういう意味で、尊重もしたい。どんな道も多くの苦労が待っているであろうが、自分で決めた道、頑張って欲しい。
何日か経った今「おめでとう」が普通に言えるようになった。自主性の尊重の功罪が判る日など、いずれにせよ来ないことは判っている。
1月14日朝、自宅の玄関を出た時「冷っ」として気持ちが良かった。
今思えば、これが前兆だった。駅までの道中も土日の練習再開による、軽い筋肉痛を懐かしく、駅へ急いだ。
今年に入って、8:30から勤務すた方が好ましい状況に転じ、7時頃には自宅を出ている。去年より1時間早いので、それなりに気温も低いので「冷っ」とするとも思えた。
駅に付いても、電車の中でも顔の周りのほてりは収まらない。
結局、時間と共にほてりの度合いは高まり、やがて全身の筋肉というか、骨の周りが痛み出した。「熱があるな」と自覚した。
仕事への集中力も途切れがちなので、午後半バケで帰宅。37.8度の高熱(対自分比)を記録。
この日、12日から寝込んでいた二男が「インフルエンザA」と診断されたばかりだったので、もしやと思い通院。結果は「普通の風邪」でしょうということであったが、こんな自覚症状の風邪は初めてだ。
最近はインフルエンザは通院で鼻の奥の粘膜を病理検査することで10分程度で簡易判定できるようだ。
しかし、処方された薬は解熱剤と細菌類の滅菌、殺菌に効果の高い「抗生物質」で、3日飲んで7日継続というやつ。やはり日本中、抗生物質が蔓延しているのだなと実感する。
15日は休暇を取ったが、今日16日はどうしても出社せねばならないので、これから出勤する。まだ微熱が下がらない。
年末に発注していおいたペダルが届いた。入荷が遅れていたようだ。
これまでは、シマノのSPD-Rを発売以降ずっと愛用してきたが、色々な面で今ひとつであった。
今度もシマノであるが、満を持してというかSPD-Rに見切りを付けて発売された「SPD-SL」。サイクルショーで手にして、シマノの本気を感じた。以前にも書いたがSPD-Rが市場から葬り去られる日は近いだろう。SPD-Rを使う意味が見当たらない。
SIDIの場合、クリートアダプターがLOOK以外には別売りで必要であり、この重量や厚さが良くなかったが、SLはLOOK穴を採用しているので標準付属品でOKで、非情にシンプル。
まずは重量差からチェック。(シューズは変更なし)
シューズはクリート込みで実測410gから370g(片足)と40gもの軽量化。ペダル単体では14g(片足)の軽量化が計られているので、片足で何と54gも軽くなったことになる。1部品での軽量化比率は大きい方だが、ペダル周りの慣性質量の軽減効果はどうなんだろうか?
早速CASATIを換装し、クリート調整。
なんたって歩きやすい。歩行は2次性能だが、我々ホビーレーサーには大切な要素である。ペダルの拾い易さはRの比ではない。リリースは軽くスムーズで、これはRには比べ物にならない。踵を内外どちらにひねっても確実にリリースできる。後は使用中にクリートがずれないかどうかだが、Rよりはマシでしょう(きっと)。
写真は
http://cycle.shimano.co.jp/2003newpro/pedal/img/pd_7750.jpg
またまた、スペシャライズドがやってきた。
好きだねー、何でまたスペシャなの??
値ごろ感といい、雰囲気といい、大企業だけに商品企画力は有ると思う。今回は比較的ご近所の「サイクルショップ・タマキ」で三男が自ら購入した。携帯の機種変更を諦めての車種決定だったようだ。
小さいことだが、我が子の成長に喜こばされる。昨夜は帰宅時にウィンター仕様のMTBグローブを買って帰宅した。当然、男も使うであろうが、購入時、彼に使ってもらいたい気持ちも少なくなかった。
「じてんしゃ部屋」にて公開中。
仕事始めと同時に、復活した。
一時は勿体無いのでチームの誰かに譲ろうかとも思ったが、このHPのきっかけになった記念の品でもあるし、始めると筋肉に張りを感じる。
ってことは、やはり効果があるんだろうという気にさせてくれる。
就寝前の数分間だけだが、また飽きるかもしれない。
ブルブルブル.....
少し前の「大きな声で書けない」日記の疑惑の主人公。
いよいよ退職日まで少なくなったらしく、有志で送別会の企画が持ち上がっている。男は、出席すべきかどうか、気に病んでいた。
彼とは
出身会社も違う。(自分の出身会社の重鎮はこれまでに皆退職した。その影にいつも彼が居たのは事実)
考え方も違う。(たぶんそうだ。但し一緒に深く仕事をさせて貰ったことはない)
あまり好きな重役では無かった。(たぶんそうだ。そんなことを言った人が多かったのは事実)
今回の早期退職の推進役でもあり、その直後に退職していくことに少なからず反感を覚えた。新組織を企てたなら、その成果を見届けてからでも遅くは無い。上司不信に陥らされた若い社員が多い。
昨日のこと、新しい上司が、出欠の確認に来た。その上司は彼にプロモートされたことがあるので当然出ると思っていた。
返答しかねている男に、上司は「出てあげようよ....」。
それを聞いて「辞退させていただきます」と断った。今回ばかりは職制を忘れて自分の気持ちに正直になってしまった。週刊誌の記事は今回の男の行動に何ら影響していない。
今年の乗り初めは、1月5日(日)。
まずはしばらく御無沙汰していた彩湖へGo。かってのお手頃定番コースであるが、流石は冬休み最後の日曜日。
人気の少ない西縁は土手からの浸水で所々路面がびしょびしょで×。東縁へ渡る橋上は「わかさぎ?釣り」でごった返している。特に釣り客は道路をろくに見ずにうろうろするので、危険極まりない。東縁はといえば、人も犬も散歩、ジョガー、インラインスケータ、サイクリング等々で、とても練習には使えない。
1周で逃げるように「秋ガ瀬公園」へ進む。何度走ってもつまらない道路で好きになれない。北行きに向かい風が多いのも特異的か?
秋ガ瀬橋下をくぐり、埼大方面へ。橋の袂から始まる「荒川自転車道」は未だに進入禁止。どこを工事しているのだろうか?
一般道を経由し浄水場から土手に上がる。やや北風が強くなっているようだが、毎度お決まりの遡上コースへ。指扇の川越線踏切りに差し掛かったら「カンカンカン....」。
ここまであまり気乗りしないで来ていたので、迷わず引き返し決定。西遊馬(にしあすま)運動公園内を抜け、ゴルフ場脇を通りさっさと帰還した。
LSDは出来るだけ一人で走ることにしたが、一人は本当につまらないものだ。Long Distanceが出来ない。
サブページの「じてんしゃ部屋」に公開しました。
http://homepage3.nifty.com/amat/starthp/subpage02.html
某氏からいただいたMTB。年末より少しづつ作業していたレストアが完成した。一昨年来、某氏からは自転車関連のいただきもの続きでまったく気恥ずかしいというか、物貰いを患わないか心配する程である。
今回のMTBは、伝統の家系「スペシャライズド」の、本格XCマシン「スタンプジャンパー」である。最近は中古車を見る目も肥え、レストア技術も上がったと自負しているが、今回は正直少し手強かった。
CrMoのラグレス。パーツは'95頃のシマノXTやLXのVブレーキ仕様を基本に、変り種ではサンツアーのXCシリーズのシートピラーやSCOTTのサスフォークが装備されている。
このフォーク、今では見掛けることはないが、かなりエッポクメーキング的な製品であったに違いない。1"AHタイプのたぶんコイルスプリングによるサス構造であるが、ユニクラウンのインナーチューブはたぶん総チタンのTig溶接。アウターはカーボンチューブとアルミで総重量はなんと1.5kg弱。スプリングユニットは専用工具(カニ目)が無いのでオーバーホール出来なかったが、今後様子を見てトライする予定。今回は減衰を大きく取るために高粘度グリースで組み付けたが、堅すぎて入りが少し鈍くなった感じ。
今回新品に交換したのは、ホイール前後、ワイヤ類一式、チェーン、グリップであるが、BBは固着していて手持ちのハンドツールでは外せなかった。よく廻るがガタも少なくないので後日再度交換予定。
完成時にはすっかり日が暮れていたので、期せずして?我家にやってきた別のスペシャ(新車)と同時に明日写真公開を予定。
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