暑い一日だった
前夜、帰宅間際に釣ってみた。メーリング定置網には2匹も掛かっていた。期せずして大漁だ。
網を仕掛けた以上、寝坊は許される筈はない。男たちは気を引き締めて眠りについた。そして起きた....間に合った。
いつもの集合地点には今日の釣果たちが待っていた。挨拶もそこそこに今日のコース案を伝え、我々には早めの帰宅が必要で、彼らには明日があることを考慮し、「大芦橋、森林公園、嵐山、笛吹峠、物見山、川島」という生温いルートに決定した。
走り方は「LSDではなく、テンポ良く、休憩無く」であったが、スタート前に伝えるのを忘れた。が、意図はすぐに伝わった。流石は「チーム物見山メイト」だ。チームジャージに手を加えたのも披露した。まずまずの出来との評価。この企画を企て、デザインにまで関わった男は胸をなでおろした。確かに、これまでより強そうに見える。
今日のポイントは「笛吹峠」である。ガイド役の筈が、入り口で少し迷った。道路の改修もあり、嵐山側からのほうが鳩山側より厳しいと思い込んでいたので、完全に道を間違ったと思ったが、そのまま進んだ。しかして例の峠の標識はそこに現われた。
男たちはあまりの拍子抜けに愕然とした。私は「昔はもっときつかった...]と自分の成長に感慨を深くした。
それにしても暑い日だった。
帰宅後に知った。何と前夜のその後に参加宣告したもう二匹がいた。集合時間を聞いて申し訳ないと思った。恐らく1分と違っていなかったようだ。定置網を仕掛けたら出発直前に釣果確認をせねば....と反省した。
午後は聖子ちゃんのオーケストラを聴きに行った。ブラームスであった。練習後の体には子守唄以外の何者でもなかった。第4楽章はすばらしかった。久し振りの生オケ、ありがとう。
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