娑婆と四大
故、篠田智明(もはや俗名です)さんのお通夜に行ってきました。
47年間、少し他人より短かかったけど、この世でのお勉めご苦労様でした。残りは別の世界でせいぜい楽しんで下さい。合掌。
これまで何度か経験したことですが、お道志さまが読経のまえに、悲しみに打ち拉がれるご家族や、親族に向けて、仏教における生や死の意味を解説することがあります。これは結構興味深く、私的には好まれるものです。
今日の通夜では「娑婆」と「四大??」のお話でした。
色々考えさせられたお通夜でしたので詳しくは覚えていませんが、
「娑婆」とはサンスクリット語の「シャーバ」の音訳であり、堪忍などと訳す仏語で、さまざまの煩悩から脱することのできない俗人が、苦しみに耐えて生きているところをいい、すなわち現世で生きるということは、楽しいことよりも苦しみに耐えることの方が多いものなんだとい教えを説明するのに使う言葉らしいです。
「四大??」もやはり仏語で、私たちの体も万物を成す地・水・火・風という四元素から成り、死ということは、お釈迦様から借りていたこれらを元の地・水・火・風の元素に返すということなのだということでした。
昔の職場の先輩、同僚、後輩に数年振りに会うことができました。不思議なことに昨日まで一緒に仕事をしていたような錯覚を起こします。今の職場よりずっと人間くさかったのでしょう。誰かに何かを伝えたくて彼が再開をさせてくれたのかも知れません。感謝。
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